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これでいけると思ったところが凄い

Crystal structure of the FimD usher bound to its cognate FimC?FimH substrate

バクテリア外膜において、線毛の形成に関わるタンパク質の複合体の構造。
ちなみに、線毛がないと、宿主細胞への接着や感染に支障が出るので、薬の開発に役立つかもしれないとかなんとか。大概の論文はそう書いてあるものだが。

FimDが穴&土台、Hが先端部、Cがパーツの運び屋。この他にも重合するパーツであるところのGとかFとかAがあって機能するものが出来上がるんですね(適当な画像探したけど落ちてなかった罠

では、要点。
・基質のFimH入りの時と、plugで埋めているだけの時では、FimDの構造に変化がある。
・Dの両方の末端ドメインは、輸送基質FimCH複合体を認識している。
・別に解かれたCG複合体とのドッキングモデルを作ると、連結用のFimG-N末端がP5 pocketにはまる。(重合していける状態の構造であるということ)



何と言っても、見た目デカくて複雑。どうして特にこれと言った工夫なく、一緒に発現させて、結晶化してこうなったのかわからないが、出来たんだからしょうがない。

まぁ、外膜タンパク質な上、線毛というモロに細胞外に露出する部分だけに、丈夫ではあるのだろうが。

パーツを揃えてやれば、後は特にエネルギーの投入もなく、続々とパーツが連結していって、毛が出来上がっていく、そんな様子がしっかり想像出来る、そんな論文でありました。

つーか、繊毛線毛ってば、使い分けねばいけなかったのね……。どこかで聞いたことあった気もするけど、すっかり忘れてたわ。
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