ひねくれ者の駄文

世のため人のためにならないことを全力で。
ひねくれ者の駄文 TOP  >  書籍 >  機動戦士ガンダムAGE 1 スタンド・アップ

機動戦士ガンダムAGE 1 スタンド・アップ

小太刀右京 角川スニーカー文庫

 母を、故郷を謎の敵"UE"によって焼かれた少年フリット・アスノ。彼はその復讐心を忘れず、アスノ家に伝わるMS技術の全てを注ぎ込み、伝説の白き救世主、ガンダムを作り上げる。戦いの経験から常に進化するシステムを搭載するガンダムを駆るフリットは、戦争の中に何を見るのか。

 TV本編の忠実なノベライズ、のはずなのだが、本編でスルーされていたもろもろの設定やら脇役キャラへの愛情やら何やらがきちんと盛り込まれているおかげで、こっちの脚本で作れよ、と何度ツッコミを入れたか分らないのはさておき。

 ここに来て、ガンダム小説を富野の文体に影響受けたっぽい人が書くことになるとは思わなかったなあ。随所に過去のガンダムのオマージュな台詞やらシーンがあって、これでAGEシステムが過去のガンダムの手足とか武装を作り出してくれれば、結構なお祭り作品になったはずなんだけどね……ね……。




が、そのような歴史を積み重ねながらも、平和というぬるま湯の中で、武器を捨てる高貴さ、魂のノーブルとも言うべきものを摩耗させてしまうのは、人の愚かさなのだろうか?
そうではない、と信じたい。
そうでなければ、人が類人猿から進化して、道具を手にした知恵というものは、空しいものである、と感じるからだ。
p14


 冒頭の私的な文章からしてそれっぽい。あと、フリットの心の中の台詞が妙に富野クサいのもなんだかテレビの印象からすると、それだけでもう面白い。
関連記事
スポンサーサイト
[ 2012/02/10 01:03 ] 書籍 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

人生が輝き出す名言集


presented by 地球の名言+個人メモ
プロフィール

彼方

  • Author:彼方
  •  管理人紹介
    ・風来の結晶屋
    ・労働力、売るよ!

    知人に絡み辛いと言われつつ、為にならない文章を淡々と書き続けるのが目標である。
ブログ内検索
広告エリア