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脂質はどこから? 横から?

Crystal Structure of a Lipid G Protein–Coupled Receptor

スフィンゴシン-1-リン酸(英:Sphingosine-1-phosphate、S1P)とは生体膜を構成するスフィンゴ脂質の代謝産物であり、リゾホスファチジン酸(LPA)と並ぶリゾリン脂質の一種である。これらは酵素により膜から切り出されて遊離した後に細胞膜上に発現しているGタンパク質共役受容体に結合することによって細胞遊走などを引き起こす生理活性物質でもある。

だそうです>wiki
というわけで、今回はその受容体であるところのGPCRがアンタゴニスト付きで構造解析されました、という話。

・sphingosine 1-phosphate receptor 1(S1P1)の構造をT4Lysozyme融合アンタゴニストML056(スフィンゴシンミミック)複合体構造を2.8Åで決定
・基質結合ポケットの細胞外側はN-terminalヘリックスにより蓋されており、基質である脂質のアクセスは側面側で行われる
・リン酸基部分の認識と炭素鎖部分の認識の組み合わせで、基質の識別を行う




細長いポケットに細長い基質が入り込んでいくわけで、その作動機構としては長さが関係してくるんだろうな、という感じ。
しかし、最大77個の結晶からのデータをマージして使っていたり、力技っぽい分解能表示がしてあったりで、すごい苦労は伝わってくる。解けるようになったとは言え、楽じゃないねえ。


最近はめっきりGPCRが人気ですね。
全部解かれちゃうんじゃないでしょうか……
というわけでもなく、GPCRの中でもクラスがあって、まだまだその内の一部しか構造は明らかにされていないという現状なのである。
楽しみですねーねーn……
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