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N末端のおまけ

N-Terminal T4 Lysozyme Fusion Facilitates Crystallization of a G Protein Coupled Receptor

GPCRのICL3(細胞内側ループ領域の三番目)にT4L(T4ファージリゾチーム)を入れるのは,よもや結晶化の定番となってきているわけですが,それをN末端に入れてみたよ,という話.

・T4Lとのつなぎ目の長さを変更することによって発現量が3〜5倍程度改善した
・構造中で,T4LはReceptor細胞外側および隣接分子のICL3と接触しており,パッキングに大きく関与
・ICL2はフリーの状態であり,自然なinactive stateを反映しているものと考えられる





まあ,なんだ,以前のGs複合体の流れで出てきた話なんだろうなあ,と.
どっちが先に結晶化したのかは分からないが.

どっちみち不安定なICL3は削り込んであるのでなんではあるが,間に入れ込むよりは手軽と言うべきか,使い勝手はいいのかもしれない.

可溶性で結晶性のよい領域を得意的に付加出来たらなあ,というのは結晶化し難いタンパクにとっては重要なポイントではあるので,まあ,一つの方法論としては覚えておいていいのかもしれないな,と.この論文にいわれるまでもないことかもしれないけども.

しかし,分解能4 Åなのよね…元の構造ないとちょっと…
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