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傷物語

西尾維新 講談社BOX

 春休みの初日,羽川翼のパンツを目に焼き付けてしまった阿良々木暦は,気を紛らわすべく夜中に外出し,その帰路で四肢をもがれた金髪の吸血鬼に出会う.死にかけのその怪異を見過ごせなかった彼は,怪異の仲間入りを果たすのだった.

 という,化物語の前日談.吸血鬼の出来損ないと力を失った吸血鬼の出来るまでの物語.

 なんていうかアレです.羽川さんがどう考えても痴女です本当にありがとうございます.アニメ化難しいグロシーンなしに羽川さんだけアニメ化すれば薄い本が厚くなるのでは無いでしょうか.ここまでされて,単なる友人だと言い切るアララギさんもアララギさんであり,弱っている存在なら人間だろうが化物だろうが助け,力あるものには怒りをぶつけるのがアララギさんなわけです.もう何やってもアララギさん.

 しかし,まあ,この弱い存在にのみ特異的に興味を持ってしまうという人間性のありようは,個人的には青春の心に刺さるものが無いわけでもないわけであり,自分に価値が無いと思っているからこそ他者を救う事でその埋め合わせになるのではないかと思うのもわからなくないものなのであります.
 ……イタいですねそうですね.ただの人間に他人をそうそう救えるわけもないのです.ええ.

 化と偽をアニメで見ているので,概ねそのまま再生出来る文章というのは確かだなあ,という感じでした.いやあ,バトルシーンはすごいことになるんだろうけども.



「――次の人生じゃ、絶対にうまくやる。要領のいい、
人間関係をうまくかわせて、細かいことでいちいち罪悪感を抱かない、
悩むことなく無作為に行動できる、我を通すことに何の疑問も抱かないような、
嫌なことは全部他人のせいにできる、そんな人間に生まれ変わってやる――だから!」
傷物語 名言集
流石人気作は書き起こす必要も無いぜ!っていう.
生まれ変わればこうも変われるのだろうか?
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[ 2012/12/03 12:11 ] 書籍 | TB(0) | CM(0)
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