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氷菓

米澤穂信 角川文庫

 「氷菓」という名の古典部の文集。そこに秘められた33年前の『英雄譚』の本当の意味とは。省エネ少年、折木奉太郎は姉からの依頼によって入部した古典部で、その謎を解き明かすことになる。

 アニメで遠まわりする雛まで見ている状態で読んだわけですが、自分はこうなんだ、という規定に従うのも青春なら、そこから逸脱してみせてこその青春なのかもしれない、的な感想。隣の芝は、まあ大概青いのだ。性能が極端なので、誰もかれも凡人には成り得ないだろうというふうに見えてしまうけどそれはそれでお話なので。

 姉さんのハイスペックは何かあるんだろうか。。




何度目だろう、こうしてこいつらに詰め寄られるのは。俺はその度に、溜息をつきながら俺なりの答えを言ってきた。だが、今回ほど自分に最初の閃きがきてよかったと思ったことはない。関谷純の無念と洒落っ気を、誰に教えられるでもなく理解することができたのだから。p203

 閃きを運と呼ぶ奉太郎。後でそれは才能だといわれるわけではあるが、ここではそれに珍しく感謝している。そして、答えにたどり着かない人に苛立ちも感じている。こうやって踏み込んでしまうのは灰色らしからぬ行動ではあるが、ここまでのローテンションからの移り変わりが面白いところなんだな。アニメでの派手な演出が炸裂するシーンとかはそういうのを魅せる感じだったのかねえ。どこでどう出てたかよく覚えてないけど。
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[ 2013/03/26 22:18 ] 書籍 | TB(0) | CM(0)
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